「広島の教訓 福島に」 広島県被団協 坪井理事長ら訴え 東京
11年8月8日
1953年製作の原爆映画「ひろしま」を上映している東京都渋谷区の映画館で7日、この映画の全国上映を進める映画プロデューサー小林一平さん(64)=東京都狛江市=と、広島県被団協の坪井直理事長(86)のトークイベントがあった。
上映後、舞台に上がった坪井理事長は、自らの被爆体験を語ったうえで「原発事故で、福島でも同じようなことが起きようとしている。命と健康を最優先する社会であってほしい」と訴え。小林さんは「ヒロシマの真実を全国に、世界に広めていくことが、今を生きるわれわれの務めだ」と強調した。
映画は、長田新編「原爆の子」を原作に、被爆後の人々の苦しみ、街の惨状を再現している。都内での上映は26日まで。大阪市などでも予定されている。(武河隆司)
(2011年8月8日朝刊掲載)
上映後、舞台に上がった坪井理事長は、自らの被爆体験を語ったうえで「原発事故で、福島でも同じようなことが起きようとしている。命と健康を最優先する社会であってほしい」と訴え。小林さんは「ヒロシマの真実を全国に、世界に広めていくことが、今を生きるわれわれの務めだ」と強調した。
映画は、長田新編「原爆の子」を原作に、被爆後の人々の苦しみ、街の惨状を再現している。都内での上映は26日まで。大阪市などでも予定されている。(武河隆司)
(2011年8月8日朝刊掲載)