360度 iPadで平和公園 写真家らアプリ制作 慰霊碑など6地点
11年8月9日
広島市中区の平和記念公園(12・2ヘクタール)の6地点を360度で見られる無料のアプリケーション「ヒロシマ平和パノラマ」が作られ、多機能端末「iPad(アイパッド)」で公開されている。
広島ゆかりのIT関連技術者や写真家らがボランティアで制作した。公園内に立つ原爆慰霊碑や原爆の子の像などの6地点を12種類の画像で紹介している。いずれの地点も10・5ミリの魚眼レンズで水平方向に6枚、上下に2枚をデジタル撮影した画像を合成した。端末の画面を指でなぞると、辺りを見渡せるように自由な角度で見ることができる。
制作者の一人で会社員の今田耕平さん(32)=廿日市市=は「高画質なのに加え、画面を触って操作することで現実感を味わえる。新しいメディアを使いこなす世代や、世界の人たちにヒロシマを発信したい」と話している。
今後は、掲載画像を増やすほか、英語など多言語による説明文をを付け、多機能携帯のスマートフォンでも見られるようにする。(二井理江)
(2011年8月9日朝刊掲載)
広島ゆかりのIT関連技術者や写真家らがボランティアで制作した。公園内に立つ原爆慰霊碑や原爆の子の像などの6地点を12種類の画像で紹介している。いずれの地点も10・5ミリの魚眼レンズで水平方向に6枚、上下に2枚をデジタル撮影した画像を合成した。端末の画面を指でなぞると、辺りを見渡せるように自由な角度で見ることができる。
制作者の一人で会社員の今田耕平さん(32)=廿日市市=は「高画質なのに加え、画面を触って操作することで現実感を味わえる。新しいメディアを使いこなす世代や、世界の人たちにヒロシマを発信したい」と話している。
今後は、掲載画像を増やすほか、英語など多言語による説明文をを付け、多機能携帯のスマートフォンでも見られるようにする。(二井理江)
(2011年8月9日朝刊掲載)