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　広島県内の展示業者たちでつくる広島ディスプレイ協会の会員１６人が３日、広島市中区の平和記念公園近くにある平和の塔を清掃した。

　公園南側の緑地帯にある塔は、高さ約４メートルの五角すいをねじったような形。会員は、ブラシやたわしを使って石の表面の黒ずみやコケを丹念に落とし、周りの植木も剪定（せんてい）した。

　塔は１９７４年に建立。同協会の会員だった故川村雅美さんがデザインした。松本朋憲理事長（４１）は「先輩の思いを継承し、清掃を通じて平和の思いを育んでいきたい」と話していた。

（２０１５年８月４日朝刊掲載）