31日広島で軍縮シンポ 超党派議連など主催
08年8月10日
■ヒロシマ平和メディアセンター事務局長 難波健治
主要八カ国(G8)の下院議長が広島市で一堂に会する下院議長会議(議長サミット)2日前の31日、「平和と軍縮」をテーマにしたシンポジウムが同市で開かれる。超党派の国会議員でつくる国際軍縮促進議員連盟(会長・河野洋平衆院議長)と同シンポ実行委員会(碓井静照委員長)の主催。主要国の立法府トップが被爆地に集まる初の機会をとらえ、核兵器廃絶の道をどう切り開くか議論し、提言する。
「被爆地広島から『核のない社会』への提言」と副題をつけたシンポジウムは午後5時から7時まで、中区のANAクラウンプラザホテル広島で開く。京都外国語大教授で前国連アジア太平洋平和軍縮センター長の石栗勉さんをコーディネーターに、広島県被団協理事長の坪井直さん、広島平和文化センター理事長のスティーブン・リーパーさん、国連訓練調査研究所(ユニタール)アジア太平洋地域広島事務所長のナスリーン・アジミさんの三人が討論する。
G8議長サミットという意義を踏まえ、核保有国が核軍縮を進めて核兵器の廃絶を実現するために、どんな取り組みをすべきか▽北東アジアの非核化をどう実現するか▽被爆地広島だからできることは何か、などについて意見を交わす。
(2008年8月10日朝刊掲載)
主要八カ国(G8)の下院議長が広島市で一堂に会する下院議長会議(議長サミット)2日前の31日、「平和と軍縮」をテーマにしたシンポジウムが同市で開かれる。超党派の国会議員でつくる国際軍縮促進議員連盟(会長・河野洋平衆院議長)と同シンポ実行委員会(碓井静照委員長)の主催。主要国の立法府トップが被爆地に集まる初の機会をとらえ、核兵器廃絶の道をどう切り開くか議論し、提言する。
「被爆地広島から『核のない社会』への提言」と副題をつけたシンポジウムは午後5時から7時まで、中区のANAクラウンプラザホテル広島で開く。京都外国語大教授で前国連アジア太平洋平和軍縮センター長の石栗勉さんをコーディネーターに、広島県被団協理事長の坪井直さん、広島平和文化センター理事長のスティーブン・リーパーさん、国連訓練調査研究所(ユニタール)アジア太平洋地域広島事務所長のナスリーン・アジミさんの三人が討論する。
G8議長サミットという意義を踏まえ、核保有国が核軍縮を進めて核兵器の廃絶を実現するために、どんな取り組みをすべきか▽北東アジアの非核化をどう実現するか▽被爆地広島だからできることは何か、などについて意見を交わす。
(2008年8月10日朝刊掲載)