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核廃絶求め看板設置 山口 ゆだ苑、あす追悼式

 山口県原爆被爆者支援センターゆだ苑(山口市)は4日、「非核三原則の貫徹と核兵器廃絶を誓う碑」がある山口市江良の共同墓地に「私たちは核兵器の廃絶を求めます」と書いた看板を設置した。

 看板は縦80センチ、横5メートル。文言と平和の象徴のハトを印刷したビニールのフィルムをアルミ板に貼り、沿道から見えるよう墓地のフェンスにくくりつけた。

 ゆだ苑の岩本晋理事長(72)は「被爆者支援とともに、核兵器廃絶に向けた活動継承の決意を示した」と話す。6日午前8時から、共同墓地内の原爆死没者之碑の前で追悼式を開く。(柳岡美緒)

(2015年8月5日朝刊掲載)

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