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　広島から世界へ平和メッセージを発信する「ピース・アクト・ヒロシマ」の記帳ブースが５日、広島市中区の平和記念公園に設けられた。中国新聞社の被爆７０年プロジェクトの一環で、６日もメッセージを募る。

　原爆ドーム対岸の元安橋西詰めにブースを設けた。市民や観光客たちが次々と訪れ、ハトの形をした用紙に「戦争がなくなりますように」「Ｐｅａｃｅ　ｆｏｒｅｖｅｒ」などと書いてボードに貼り付けた。

　チェコの高校生クリスティーナ・イエリーヌコバさん（１６）は「全ての人に平和と愛が訪れますように、との思いを込めた」と話していた。

　６日は午前１０時～正午に公園内の平和の泉近くで、午後１～９時は材木町跡碑付近にブースを設ける。広島青年会議所も午後１～１０時、中区基町のハノーバー庭園で募る。集まったメッセージは、約１６０の国・地域の約６７００都市が加盟する平和首長会議に届ける。（加茂孝之）

（２０１５年８月６日朝刊掲載）