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8割以上が「すべき」 オバマ大統領の広島訪問 本紙100人アンケート

 被爆70年に合わせ、中国新聞は6日、広島市中区の平和記念公園を訪れた100人にアンケートをした。圧倒的多数の84人がオバマ米大統領の広島訪問を希望。核兵器廃絶に向け、原爆を投下した核超大国のリーダーが被爆の実態に触れる重要性を訴えた。

 アンケートは、6日に公園内にいた広島県内外の10~90歳代の男女各50人から記者が聞き取りした。

 2009年春、チェコ・プラハでの演説で「核兵器なき世界」を掲げたオバマ大統領。しかし具体的な進展は見えないまま、17年1月の任期満了が迫る。「広島を訪問すべきだ」とした人の中には、「核兵器廃絶に向け、オバマ氏自身の姿勢が変わる」(26歳男性・京都市左京区)「加害を認めた上で、ともに平和を追求してほしい」(22歳女性・倉敷市)などと期待する声があった。

 質問は全5問。他に、被爆の実態を伝える効果的な取り組みや、近い将来の核兵器廃絶の可能性について聞いた。

(2015年8月7日朝刊掲載)

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