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　中谷元・防衛相が安全保障関連法案に基づく他国軍への後方支援で、核兵器の運搬を理論上可能と国会で答弁したことを受け、日本原水協などの原水爆禁止世界大会は６日、「被爆国として絶対に許されない」とする抗議文を首相官邸などにファクスで送った。

　抗議文では「法案が通れば、その時の政権の判断で自衛隊が核兵器を輸送することになる」と非難。「核兵器使用の片棒をかつぐという最悪の行為が待っている」と即時廃案を求めた。

（２０１５年８月７日朝刊掲載）