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　中国新聞社は６日、マツダスタジアム（広島市南区）で、平和と核兵器廃絶の願いを発信する「ピースナイター」の阪神戦を前に、広島東洋カープと広島の復興の歩みをたどる「ピースカープタイムズ」を約３万部配った＝写真。

　戦後の苦難の創設期を経て１９７５年に初優勝したカープの足跡や、市民球団として街の復興に果たしたカープの役割などを伝えるカラー２８ページ。選手たちがこの日着用した背番号「８６」の特別ユニホームは２ページのワイド紙面で紹介した。

　子どもと観戦に訪れた福山市のパート福山美樹さん（４２）は「家族で読みたい。野球を楽しめるありがたさをかみしめて応援する」と話していた。

（２０１５年８月７日朝刊掲載）