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日銀広島110周年 旧支店で記念展 20日から

 日銀広島支店(広島市中区)は20日から、被爆建物である中区袋町の旧広島支店で、支店開設110周年記念展を開く。パネル展示や記念講演で歴史を振り返り、日銀の役割も紹介する。9月1日まで。

 同支店は1905年9月1日、広島市水主町(現中区加古町)に出張所として開設。旧広島支店は2カ所目の拠点になる。記念展は、被爆した2日後から営業を再開した経緯、被爆建物としての歴史などを記録した公文書や写真を約50枚のパネルで紹介する。

 記念講演は期間中に計8回開く。各回テーマを設けて日銀職員が講師を務め、日銀の機能や旧広島支店の建物の特徴などを紹介する。最終回の9月1日は午後6時から、金田一弘雄支店長が金融経済情勢と金融政策について講演する。

 記念展は原則、午前10時~午後5時。入館は無料。記念講演は各回予約が必要で、定員は先着順で各100人。所定の用紙で16日までに申し込む。広島支店Tel082(227)4100。

(2015年8月7日朝刊掲載)

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