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太陽光・風力・地熱デザイン 脱原発 ステッカーで訴え

 福島第1原発事故を受け、広島市中区のデザイナー西川晶子さん(36)が脱原発を呼び掛けるステッカーを作った。カラフルなイラストが人気で、県外からも注文があるという。

 ステッカーは縦10センチ、横12・5センチで緑、黄、グレーの3色。太陽光、風力、地熱を表すイラストに、「NO NUKES」と核ノーを記す。原子力発電から再生可能エネルギーへの転換を訴える。

 被爆地で生まれ育ち、2児の母でもある西川さん。「子孫の暮らす世界に放射能汚染の不安を残したくない」と制作を決めた。

 6月に150枚を作り、数日で完売。増刷して市内の雑貨店などに置いている。ブログを見た大分県別府市のカフェからも注文があり、これまでに約400枚が売れた。1枚400円。売り上げの一部を福島市と山口県上関町の団体に送る。

 西川さんは「小さな行動でも、何かすることが大切。前向きな気持ちを感じてほしい」と言う。電子メールroba.accorin@gmail.com(馬上稔子)

(2011年8月23日朝刊掲載)

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