桜井よしこ氏「軍事力の強化必要」 安保法案
15年8月7日
日本会議広島などは6日、広島市中区のホテルで集会を開いた。ジャーナリストの桜井よしこ氏が講演し、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案について「自立する国にするため成立を実現させなければならない」と力を込めた。
約1900人を前に桜井氏は、日本を取り巻く安全保障の環境の変化を強調。オバマ米大統領が「米国は世界の警察官ではない」と公言してから、南シナ海での中国の軍事的脅威が加速していると説いた。
中国などへの抑止力となってきたのは「憲法9条ではなく、米国の軍事力」と説明。「より現実的に考え、日本の立場を強くするために軍事力の強化は必要だ」と憲法改正の必要性を訴えた。
(2015年8月7日朝刊掲載)
約1900人を前に桜井氏は、日本を取り巻く安全保障の環境の変化を強調。オバマ米大統領が「米国は世界の警察官ではない」と公言してから、南シナ海での中国の軍事的脅威が加速していると説いた。
中国などへの抑止力となってきたのは「憲法9条ではなく、米国の軍事力」と説明。「より現実的に考え、日本の立場を強くするために軍事力の強化は必要だ」と憲法改正の必要性を訴えた。
(2015年8月7日朝刊掲載)