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被爆証言や音楽 平和考える催し あす廿日市

 被爆者の証言や音楽演奏を通じて平和の尊さについて考えてもらうイベントが9日午前10時から、廿日市市の地御前市民センターである。同センターなどの主催で無料。

 70年前の体験を語るのは、同センター近くの小方澄子さん(83)。広島女学院高等女学校2年だった13歳の時、爆心地から約700メートルの西新町(現広島市中区)の自宅で被爆した。一命は取り留めたものの、髪の毛が大量に抜けたり、体に斑点が現れたりして「死の恐怖」を味わったことなどを約30分話す。

 市内在住の藤咲真介さん(37)と梶上幸子さん(46)は、オカリナとピアノで「アベマリア」など6曲を演奏する。同センターTel0829(36)2360。

(2015年8月8日朝刊掲載)

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