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安保法案 問題点は? 島根大生が学習会

 安全保障関連法案の問題点を学ぼうと、島根大の学生が6日夜、同大松江キャンパス(松江市)で学習会を開いた。学生や市民約30人が集まった。

 7月に教員らが開いた反対集会に参加した同大医学部1年の梶間了さん(19)が、法文学部3年の天野芙紀子さん(20)と協力。学生に関心を持ってもらおうと企画した。

 集会では、県立大総合政策学部(浜田市)の岡本寛講師(憲法学)が「日本国憲法と集団的自衛権」をテーマに講演。「法が成立すると憲法9条が空洞化し、日本が軍事国家への道をひた走る可能性がある」と訴えた。

 梶間さんは、法案への抗議行動をする若者グループ「SEALDs(シールズ)」の活動を紹介。「法案を知り、何もしないでいると後悔すると思い私もデモに参加した。行動することに意味がある」と呼び掛けた。(川井直哉)

(2015年8月8日朝刊掲載)

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