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児童が一筆 平和の願い 広島でメッセージ展

 小学生の平和メッセージを展示するイベントが13日、広島市南区の福屋広島駅前店で始まった。中国新聞社の被爆70年プロジェクト「ピース・アクト・ヒロシマ」の一環。18日まで。

 同市の江波、中島、緑井、鈴が峰、宇品東、五日市観音、梅林の7小学校の児童計1788人が書いた。羽を広げたハトの形をしたカードに「家族、友達を大切にする」「戦争や核兵器がなくなりますように」などとしたためている。

 メッセージを読んでいた同市中区出身の歯科医師田口圭美(きよみ)さん(42)=さいたま市中央区=は「小さい頃から平和への思いを抱くことが重要だ」と話していた。

 午前10時~午後8時。無料。来場者向けの記帳台もある。集まったメッセージは約160の国・地域の約6700都市が加盟する平和首長会議に届ける。(山本乃輔)

(2015年8月14日朝刊掲載)

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