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児童に響く平和の歌声 東広島で演奏会

 東広島市八本松町の八本松小で1日、沖縄県在住のシンガー・ソングライター、ユキヒロさんのコンサートがあり、全校児童約870人が家族愛や平和をテーマにした歌に聞き入った。

 体育館で1~3年生と4~6年生が8曲ずつ楽しんだ。ユキヒロさんはアコースティックギターや沖縄の伝統楽器の三線(さんしん)を奏でながら「今日から明日へ」などオリジナル曲を熱唱した。最後に6年生と一緒に代表曲「HEIWAの鐘」を合唱した。

 八本松小の児童が昨年、市教委主催の音楽会で歌う曲にHEIWAの鐘を選んだのをきっかけに交流が始まり、コンサートが実現した。6年堀田真央さん(11)は「優しい歌声から、平和を強く願う気持ちが伝わってきた」と話していた。

(2011年9月2日朝刊掲載)

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