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「平和への行動」宣言 青少年国際会議が閉幕 広島市中区

 国内外の若者が核兵器廃絶などについて議論する「青少年国際平和未来会議ヒロシマ」の閉会式が13日、広島市中区の広島国際会議場であり、平和への行動を誓う宣言を発表した。

 会議は4日に始まり、広島市や姉妹友好都市のドイツ・ハノーバー市など21カ国24都市から計82人が参加。合宿しながら被爆者の証言を聞いたり、グループ討論したりして平和について考えた。

 閉会式で広島経済大4年の村上誠さん(21)=安佐南区=と英国・マンチェスターのシャーロット・フェイジーさん(21)が「それぞれが得た経験や知識を共有し、平和プロジェクトに参画することを誓う」と宣言した。

 会議は広島国際青少年協会や市教委などでつくる実行委員会が2005年から開いている。(新谷枝里子)

(2015年8月14日朝刊掲載)

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