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原爆の紹介本 10年ぶり改訂 広島市こども図書館

 広島市こども図書館(中区)は、原爆について学べる本を紹介する冊子「子どもたちへ原爆を語りつぐ本」=写真=を10年ぶりに改訂した。館内で無料配布するほか、市内の幼稚園や小中学校にも配る。

 A4判、175ページ。紙芝居、絵本、詩歌など688点を6分野に分け、内容についてそれぞれ100字程度で紹介している。

 同館は1985年から10年置きに冊子を発行。前回から166点を加え、3500部印刷した。菅原佐和子主事(40)は「被爆者の声を直接聞くのが難しくなっている。子どもたちの平和学習に役立ててほしい」と話している。

(2015年8月15日朝刊掲載)

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