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サッカーが縁で平和学ぶ フェスタ出場の小学生 広島市中区

 平和祈念U―12デンタルサッカーフェスタに出場する小学生選手が14日、広島市中区の平和記念公園で平和学習をした。原爆慰霊碑に献花し、被爆者の証言に聞き入った。

 中国地方5県と長崎、福島両県の計9チーム約160人が原爆慰霊碑前で黙とう。公園内の被爆アオギリなどを見て回った。原爆資料館を見学し、被爆者から体験を聞いた。

 中区トレセン主将で舟入小6年西河悠斗君(12)は「サッカーを通じて世界中に仲間をつくることが、平和な未来につながると思う」と話していた。

 大会は県サッカー協会が主催、県歯科医師会などが特別協賛。広島土砂災害で被災した梅林地区のチームなど県内の7チームも加わり、15、16の両日に安佐南区で試合をする。(新谷枝里子)

(2015年8月15日朝刊掲載)

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