×

ニュース

平和の火600キロつなぐ リレー走者、山口県和木を出発

 核兵器廃絶や被爆者援護法の改正を訴えて県内を走る反核平和の火リレーが17日、和木町役場前をスタートした。県内19市町の約600キロを約400人でつなぎ、9月4日に山口市の県庁前にゴールする。

 労働組合などでつくる日本平和友好祭県実行委員会の主催。和木町役場前での出発式で、実行委の高村泰雄事務局長(31)が「『核と人類は共存できない』との思いを伝えながら走り継ごう」とあいさつ。米本正明町長が「核廃絶、恒久平和の訴えが世界に届くことを願う」と激励した。

 第1走者の同町職員岡修平さん(23)は、平和記念公園(広島市中区)の「平和の灯」から採った火を高村事務局長からトーチに受け取り、雨の中を岩国市方面へと出発した。(大村隆)

(2015年8月18日朝刊掲載)

年別アーカイブ