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カーター元大統領への千羽鶴携え 訪米団35人が出発式 三次

 広島県三次市の友好都市米国ジョージア州アメリカス市を訪問する市内の中学生たちの出発式が18日、同市甲奴町のジミー・カーターシビックセンター駐車場であった=写真。

 訪問団は甲奴、三次、作木、塩町、吉舎の5中学校の3年生26人を含む計35人。ホームステイをしながら24日まで過ごす。今月12日、がんであることを発表したジミー・カーター元大統領には、住民たち手作りの千羽鶴を関係者に届ける。

 訪問団の派遣は、カーター元大統領が甲奴町を訪れた縁で始まり、24回目。三次中の佐々木帆夏(ほのか)さん(15)は「授業では分からない、文化の違いを学びたい」と意気込んでいた。

 中学生だった2003年、訪問団に参加し、今回は引率者として再訪する同市甲奴町の学校支援員片山友美さん(27)は「経験を生かし、生徒にコミュニケーションの楽しさを伝えたい」と話していた。

(2015年8月19日朝刊掲載)

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