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平和公園に祈りの歌声 独の合唱団が4曲披露 広島市中区

 ドイツ南西部のカールスルーエ市の市民たちでつくるカールスルーエ独日協会合唱団「デア・フリューゲル」のメンバー21人が21日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、平和を願って歌をささげた。

 原爆慰霊碑前で黙とうした後、しっとりとした歌声でブラームスの「子守歌」や日本の童謡「故郷(ふるさと)」など4曲を披露。ライナー・ハンス・チズマズィアさん(68)は「平和な未来を願って歌った」と話していた。

 合唱団は22日午後1時半から、広島の合唱団などとともに安芸区民文化センターでコンサートを開く。一般千円、大学生、専門学校生500円。高校生以下と着物や浴衣を着た来場者は無料。(加茂孝之)

(2015年8月22日朝刊掲載)

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