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島根の市民団体が反原発集会開催へ 広島で来春

 中国電力島根原子力発電所2号機(松江市鹿島町)の再稼働に反対する島根県内の市民団体でつくる「さよなら島根原発ネットワーク」は23日、同市であった総会で、中電本社のある広島市で来春、中国地方の反原発団体と連携して5千~1万人規模の反原発集会を開くことを決めた。

 来年3月が東京電力福島第1原発事故から5年の節目で、島根原発2号機再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査も佳境を迎える頃として決めた。中電上関原発(山口県上関町)の建設計画中止も訴え、中電本社前などでデモ行進を予定する。

 中国地方の反原発、反火力発電の市民団体なども参画の意向。事務局の芦原康江さん(62)は「中電はもちろん、再稼働の事前了解の権限のある立地自治体にも反原発の民意をアピールしたい」としている。

(2015年8月24日朝刊掲載)

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