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上関原発反対 あすハンスト 経産省前

 東日本大震災から半年を迎える11日、山口県上関町の岡本直也さん(20)たちが、中国電力による上関原発計画の白紙撤回などを求めて経済産業省前でハンガーストライキを始める。1月に工事の一時停止などを求めて山口県庁前で実施したのに続き2回目。

 ハンストをするのは「上関原発に抗議する10代の会」のメンバーの岡本さん、米原幹太さん(21)=千葉県館山市=たち数人。21日までの昼間に座り込みをし、水と塩を口にして過ごす。座り込みの様子は、インターネットのブログや動画投稿サイトなどで発信する。

 「福島第1原発では、放射線が人々から古里や暮らしを奪っている。僕たちは原発という負の遺産を背負いたくない、と意思表示したい」と岡本さん。事故の被災者への被害補償の拡大、充実なども訴えるという。(山本洋子)

(2011年9月10日朝刊掲載)

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