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本社記者らメディア特論 広島経済大で開講

 中国新聞の記者たちが講義する広島経済大(広島市安佐南区)の夏季集中講座「メディアビジネス特論」が12日、同大で始まった。中国地方の31大学・短大でつくる教育ネットワーク中国と中国新聞社の連携協力協定に基づき、15日まで。

 初日は、同大と広島国際大(東広島市)、呉高専の学生計17人が受講。報道部などの記者3人が、平和報道や裁判員制度などの事件・事故取材、アジア経済について話した。

 ヒロシマ平和メディアセンターの二井理江記者(41)は、中高校生と作る平和新聞を紹介し「平和な世界にするための課題を一緒に考えている」と述べた。原爆・平和関係の知識を問うヒロシマ検定にも挑戦してもらった。

 広島経済大メディアビジネス学科3年の山田恭平さん(20)は「広島の子どもたちの活動が、平和への興味を広げている」と受け止めた。講座は計15こま。写真撮影や取材実習、広告や事業の紹介がある。(赤江裕紀)

(2011年9月13日朝刊掲載)

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