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つなぐ~戦後70年 6日に被爆ピアノ演奏 ゆだ苑企画 平和式典後、県立大で 山口

 山口県原爆被爆者支援センターゆだ苑は9月6日午後2時から、山口原爆死没者追悼・平和式典終了後に、被爆ピアノのコンサートを山口市桜畠の県立大で開く。

 広島市中区舟入川口町の民家で被爆した大正期のピアノの演奏に合わせて、ソプラノ歌手の歌や、来場者との合奏などがある。ピアノは所有者の男性が被爆体験の証言が難しくなったため、被爆ピアノの修復などに取り組み、演奏会を各地で開いている同市安佐南区の調律師矢川光則さん(63)に託したという。

 同日にある追悼・平和式典は41回目。昨年は高齢化した被爆者や遺族たちが参列しやすいよう山口市の市民会館で初めて屋内開催したが、ことしは例年通り同市江良の原爆死没者之碑前で午前10時から開く。(柳岡美緒)

(2015年8月28日朝刊掲載)

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