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バングラ大臣 原爆被害学ぶ 市長と面会も

 バングラデシュのムハマド・カーン商業相が15日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆資料館を見学するなどした。

 カーン商業相は前田耕一郎館長の案内で、市内の原爆被害を再現したパノラマ模型などに見入った。被爆して傷ついた人たちの写真の前で「なんとも痛ましい。二度とあってはならない」とつぶやいていた。

 カーン商業相は、市役所で松井一実市長と面会。「街をここまでよみがえらせた市民の意志に心を打たれた」と語った。カーン商業相は外務省の招きで同国の財界関係者と来日した。

(2011年9月16日朝刊掲載)

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