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ヘイトスピーチNO 浜田や雲南で市民ら集会

 ヘイトスピーチ(憎悪表現)と呼ばれる差別的な街宣活動に反対する集会が29日、浜田市の市総合福祉センターであった。

 ヘイトスピーチ禁止の法制定に向けて国への意見書提出を求める陳情が県議会の6月定例会で継続審議となったことなどを受け、浜田市職員労働組合などでつくる実行委員会が企画した。

 市民ら約60人が参加。全国のヘイトスピーチの実態を映像で確認した。韓国民団鳥取県地方本部の薛幸夫(ソルヘンブ)団長は「ヘイトスピーチは重大な人権侵害。表現の自由には当たらない」と強調し「地方議会から反対の輪を」と呼び掛けた。

 この日は雲南市、28日には大田市でも同様の集会があった。

(2015年8月30日朝刊掲載)

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