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外相会合に6億8800万円 広島での開催経費

 外務省は31日公表した2016年度予算の概算要求に、16年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に先立って広島市である外相会合の開催関連経費に6億8800万円を計上した。

 4月10、11の両日にある外相会合などの会談の経費が1億8800万円。会場の借り上げや整備、防弾車、同時通訳の費用などを含む。国内外のメディアの拠点となるプレスセンターの経費などが5億円。通信インフラなどを整備する。

 外相会合には、核兵器保有国の米国、英国、フランスも参加する予定。軍縮・不拡散をはじめとする政治問題などを議論する。外務省会計課は「被爆地での開催で、海外メディアの関心も高いと予想する。プレス対応も含めて、しっかり準備したい」としている。(藤村潤平)

(2015年9月1日朝刊掲載)

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