ニュース

　尾道市は尾道マンガ大賞展の大賞２作品を決めた。「平和」をテーマに、市内に在住か通学している小中高生に募集。１こまと４こまの両部に計１１５７点の応募があった。５日から２３日まで同市西土堂町の市立美術館で入賞作品を展示する。

　１こまの部は６１８点が寄せられ、三幸小６年村上葵さん（１１）の「平和とは？」が大賞に選ばれた。色とりどりのピースを組み合わせたパズルを背景に「平和って、パズルのピースみたい…。」と記している。４こまの部は応募５３９点から、平和をテーマにした作文を題材にした因島南中３年松本琴葉さん（１４）の「平和って」が大賞に決まった。

　１次審査は尾道市立大芸術文化学部の教授たち、最終審査は同市出身の漫画家かわぐちかいじさんが担当した。（村島健輔）

（２０１５年９月１日朝刊掲載）