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安保廃案意見書 求める陳情採択 大田市議会

 大田市議会(定数20)は、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案について、政府に廃案を求める意見書提出を市議会に求めた陳情を賛成多数で採択した。採択は1日付。

 5月末に提出された陳情書は、法案を「アジアと世界に不戦を誓った憲法9条を壊し、戦後日本の在り方を根本から覆す」と指摘。「戦争につながる法案」として、国に廃案を求める意見書を出すよう陳情した。

 6月の本会議で継続審議となり、8月の総務教育委員会では反対多数で不採択となった。しかし、1日の本会議では、議長を除く19人の採決で賛成11、反対8の賛成多数となり、採択された。保守系を含む無所属議員8人が賛成にまわった。

(2015年9月3日朝刊掲載)

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