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原発再稼働 是非考える 12日 広島市中区

 原発の再稼働の是非をテーマにしたシンポジウムが12日午後1時から、広島市中区上八丁堀の広島弁護士会館である。広島弁護士会の主催で無料。

 元東芝の原子炉格納容器の設計者、後藤政志さんが基調講演。パネル討論では、関西電力大飯原発差し止め訴訟で弁護団事務局長を務める笠原一浩弁護士と名古屋大大学院環境学研究科の古本宗充教授が加わり、後藤さんと3人で議論する。

 愛媛県伊方町の四国電力伊方原発など全国各地で再稼働への準備が進む中、広島弁護士会は「広島の近隣の原発で重大事故が起きた場合、影響は計り知れない。再稼働の問題は広島と無関係ではない」と来場を呼び掛ける。シンポは午後4時まで。予約不要。同弁護士会Tel082(228)0230。

(2015年9月4日朝刊掲載)

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