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廃案訴え浜田で集会 安保法案 市民ら250人 デモ行進も

 安全保障関連法案の廃案を求める浜田地区集会が6日、浜田市役所前であった。市民ら約250人が参加し、デモ行進などで廃案を訴えた。

 共産党や社民党の市議計4人とともに、呼び掛け人となった民主党県議の須山隆実行委員長が「法案可決を諦めさせる流れを県西部でもつくろう」とあいさつ。県立大総合政策学部(浜田市)の岡本寛講師(憲法)が「安倍内閣の動きは平和主義と立憲主義への挑戦。法案が可決しても政権交代を起こせば廃案に追い込める」と続いた。

 同市相生町の子育て支援団体代表栗栖真理さん(54)は「法案が通れば、子どもを安心して産み育てることができなくなる」と強調。全員で「安保法案を廃案に追い込むため全力を尽くす」との集会アピールを採択した後、「戦争法案反対」「9条守れ」などのプラカードを掲げ、市中心部約2キロをデモ行進した。(森田晃司)

(2015年9月7日朝刊掲載)

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