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バレーW杯 関係者が献花 平和公園 男子広島大会 きょう開幕

 8日に開幕するバレーボールのワールドカップ(W杯)男子広島大会を前に、国際バレーボール連盟(FIVB)のアレクサンダー・ボリシッチ副会長たち大会関係者が7日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に花を手向けた。被爆70年と4年ぶりのW杯開催が重なり、同連盟などの希望で実現した。

 日本協会の木村憲治会長や日本代表の清水邦広主将たち約20人で訪問した。原爆資料館では、被爆直後の市街地を再現した模型などを見学。慰霊碑に花を手向けた後は、深々と頭を下げて犠牲者の冥福を祈った。セルビア出身のボリシッチ副会長は「厳粛で重い気持ちになった。平和な広島でW杯を開催できることを幸せに思う」と話した。

 広島大会は13日まで中区の広島グリーンアリーナであり、8日の日本―エジプトなど6カ国が計15試合を戦う。(加納優)

(2015年9月8日朝刊掲載)

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