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安保法案反対の意見書請願を継続審査 福山市議会委

 福山市議会は11日、総務委員会を開き、安全保障関連法案の成立に反対する意見書の首相たちへの提出を求める請願を、継続審査とした。17日の本会議でも継続審査となる見通し。

 請願は市民団体の代表たちが提出した。同委員会では共産党の委員1人が、近く、参院での法案採決の可能性があるとして「国が決める前に市議会として採決するべきだ」と主張。他の5会派と無所属の委員計8人(委員長を除く)は継続審査に賛成した。

 委員の1人は「市議会内でも意見が割れている。議会全体として態度を決める時期ではない」とする。県東部では、尾道市議会は、法案の慎重審議を求める意見書提出を求める請願を15日の委員会で議論する方針。世羅町議会は6月に法案に反対する意見書案を可決した。

 広島市議会は6月、法案の慎重審議を求める意見書案を否決している。

(2015年9月12日朝刊掲載)

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