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反対デモや集会相次ぐ 中国地方 安保法案参院委可決

 中国地方では17日、安全保障関連法案に反対するデモや集会が前日に続いて相次いだ。

 「強行採決許さない」「連休明けても忘れんよ」…。広島市中区の中心部を市民約900人がデモ行進した。平和記念公園(中区)の原爆慰霊碑前では連合広島の約150人が座り込み、強行採決に抗議した。福山市のJR福山駅前では、市民団体が4日連続で廃案を訴えた。三次市では、市議や市民たちが「国民主権はどこへ行ったのか」などと反対した。

 山口市では約200人が集会。高校生や子育て世代の女性もマイクを握り「怒りで言葉にならない」「抑止力は本当の平和と言えるのか」と強調した。岡山市北区のJR岡山駅前では市民約100人が抗議の声を上げた。松江市の島根県庁前では民主、共産、社民党の県議計9人が強行採決に抗議した。

(2015年9月18日朝刊掲載)

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