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童謡 韓国で披露へ 広島愛好会、被爆者と交流

 広島市内の童謡愛好者でつくる「広島童謡愛好会」(高田幸子代表)のメンバーが17日から韓国を訪れ、韓国人被爆者らと交流する。

 60代から80代までの会員とその家族の19人が参加。18日に陜川原爆被害者福祉会館を訪れ、「さくら」や「紅葉」「荒城の月」などの童謡や唱歌、韓国の「アリラン」や「故郷の春」を披露する。19日には大邱市の児童養護施設や高齢者福祉施設も訪問する。

 県日韓親善協会(中区)の藤井正一理事から「国際交流をしてみては」と提案を受け、結成23年で初の海外交流に臨む。高田代表は「私たちは韓国の被爆者を忘れていないという思いを伝えるとともに、今後の草の根交流につなげたい」と話している。(伊藤一亘)

(2011年10月15日朝刊掲載)

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