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中電、説明チラシを作製 虚偽記録問題 30キロ圏世帯に配布 島根

 中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)の低レベル放射性廃棄物の処理をめぐる虚偽記録問題で、中電は住民向けの説明チラシを作製した。6日の新聞折り込みで原発30キロ圏の島根・鳥取両県の6市で25万枚を配る。

 中電が9月11日に国や県などに提出した原因究明と再発防止策を盛り込んだ報告書の概要版。A3判、二つ折りで、調査結果の内容や低レベル放射性廃棄物の処理工程の解説のほか、一連の問題に対する住民向けのおわびなどを掲載した。

 中電島根原子力本部は「県の指摘も受け、できるだけ住民が分かりやすい内容にした。信頼回復に向け、今後も取り組む」としている。(川井直哉)

(2015年10月6日朝刊掲載)

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