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外務・防衛省 19日訪問 米軍機騒音 浜田市など対策協 測定器の設置要望

 浜田、益田、江津市と川本、邑南町の5市町でつくる米軍機騒音等対策協議会は6日、浜田市役所で本年度総会を開いた。

 5市町の首長らが19日に外務、防衛省を訪れ、新たな測定器の設置や米国側への苦情内容の伝達を求める要望書を提出することを決めた。

 総会に先立ち、5市町の首長らに中国四国防衛局の菅原隆拓局長が「米軍への働き掛けで一定の効果が表れ、騒音が減った」と報告。「住民への影響を最小限とするよう引き続き働き掛けを続ける」とした。

 浜田市旭町にある同局の測定器では、ことし1~8月、70デシベル(騒がしい街頭に相当)以上の騒音は328回測定された。昨年同期の597回と比べると、ほぼ半減した。

 これに対し、協議会会長の久保田章市・浜田市長は、夜間訓練が多い現状を指摘し、病院などへの防音対策を求めた。(森田晃司)

(2015年10月7日朝刊掲載)

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