広島で国際シンポ 広島市立大と本社 原爆・原発テーマ 被爆地の役割問う
11年11月1日
広島市立大と中国新聞社は１１月１９日午後１時から、国際シンポジウム「問われる被爆地・被ばく国の役割―３・１１原発事故を受けて」を広島市中区の広島国際会議場で開く。
軍事利用だけでなく民生利用でも核の危険性を突きつけた福島第１原発事故を受け、核兵器廃絶を訴えてきた被爆地に何が問われているかを考える。原爆と原発による両方の「被ばく」を経験した日本の役割も多角的に議論する。
パネリストとして、脱原発を決めたドイツからレイチェル・カーソン・センターのフランク・ユケッター特別研究員、米国から反核団体トライバリー・ケアーズのマリリア・ケリー代表が参加。福島第１原発事故の事故調査・検証委員会委員を務める吉岡斉九州大副学長、広島の被爆者医療に詳しいわたり病院（福島市）の斎藤紀（おさむ）医師が加わる。
海外での証言活動に力を入れる被爆者の田中稔子氏と、中国新聞の連載「フクシマとヒロシマ」を担当する報道部の下久保聖司記者が報告する。コーディネーターは市立大広島平和研究所の水本和実副所長が務める。無料。事前申し込みは不要。広島平和研究所Ｔｅｌ０８２（５４４）７５７０＝平日のみ。
（２０１１年１０月２９日朝刊掲載）
軍事利用だけでなく民生利用でも核の危険性を突きつけた福島第１原発事故を受け、核兵器廃絶を訴えてきた被爆地に何が問われているかを考える。原爆と原発による両方の「被ばく」を経験した日本の役割も多角的に議論する。
パネリストとして、脱原発を決めたドイツからレイチェル・カーソン・センターのフランク・ユケッター特別研究員、米国から反核団体トライバリー・ケアーズのマリリア・ケリー代表が参加。福島第１原発事故の事故調査・検証委員会委員を務める吉岡斉九州大副学長、広島の被爆者医療に詳しいわたり病院（福島市）の斎藤紀（おさむ）医師が加わる。
海外での証言活動に力を入れる被爆者の田中稔子氏と、中国新聞の連載「フクシマとヒロシマ」を担当する報道部の下久保聖司記者が報告する。コーディネーターは市立大広島平和研究所の水本和実副所長が務める。無料。事前申し込みは不要。広島平和研究所Ｔｅｌ０８２（５４４）７５７０＝平日のみ。
（２０１１年１０月２９日朝刊掲載）
