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戦後70年 鎮魂の歌声 呉合唱団が15日演奏会

 呉合唱団フリューゲルコールの定期演奏会が11月15日午後2時、同市中央の市文化ホールである。ことしは戦後70年に当たることから、戦争の犠牲者を悼む作品を披露する。

 J・ラターの「レクイエム」、峠三吉の原爆詩などで構成する尾上和彦の「オラトリオ『鳥の歌』」、新実徳英の「英霊たちの歌」の3曲。フルートやオーボエといったアンサンブルも加え、団員約20人が鎮魂と平和への祈りを込めた歌声を響かせる。

 フリューゲルコールは1949年、市内では初めての市民合唱団として誕生した。定期演奏会は51回目。千円。小学生以下は無料。事務局Tel090(1014)8498。

(2015年10月28日朝刊掲載)

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