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　日本塗装工業会県支部西部地区の会員企業の社員が１５日、広島市中区の平和記念公園で木製ベンチの塗り替え奉仕をした。「いいいろ塗装の日」（１６日）にちなんだ活動。１６日も続け、２日間で公園北側のベンチ計７６基を塗り替える。

　市内の塗装会社１０社から１８人が参加。観光客や修学旅行生が行き交う中、研磨材でほこりや土を除き、防腐剤が入った塗料をはけで丁寧に塗って仕上げた。

　県支部工事指導員の長崎浩司さん（３６）は「平和記念公園は広島のシンボル。観光客に気持ちよく座ってほしい」と話していた。県支部は１９９８年から毎年秋、県内で奉仕活動を実施。西部地区は平和記念公園などを担当している。

（２０１１年１１月１６日朝刊掲載）