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華やぐ衣装 韓国時代絵巻 国交50周年 広島で「夕べ」

 日韓国交正常化50周年を記念したイベント「韓国伝統衣装の夕べ」が4日夜、広島市中区のJMSアステールプラザであった。駐広島韓国総領事館などの主催で、約900人がファッションショーや歌のライブを楽しんだ。

 徐張恩(ソ・ジャンウン)総領事はあいさつで「韓国の文化を紹介する大規模なイベントは広島では珍しい。皆さんと一緒に楽しみたい」と話した。

 韓国のファッションモデル約30人が、チマ・チョゴリやドゥルマギなどの伝統衣装を着てステージを歩いた。金箔(きんぱく)を施すなどしたきらびやかな宮廷衣装も時代別に紹介。モデルがポーズを決めるたびに大きな拍手がわき起こった。演歌歌手洪真英(ホン・ジンヨン)さんたちのミニコンサートもあり、手拍子や歓声が会場を包んだ。

 広島市東区の主婦柿野上久美さん(44)は「好きなテレビドラマの再現シーンに魅了された。衣装が豪華ですてき」と喜んでいた。(山本乃輔)

(2015年11月6日セレクト掲載)

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