×

ニュース

南方地域で戦死 出身者の追悼式 広島県、沖縄で13日

 広島県は13日、太平洋戦争中にフィリピンなど海外の南方地域や沖縄で戦死した県出身者の追悼式を沖縄県糸満市の「ひろしまの塔」で開く。戦後70年の節目に、湯崎英彦知事や県議会の平田修己議長が参列する。

 式典には遺族代表78人をはじめ、県遺族会や沖縄広島県人会の会員たち約100人が参列。黙とうをささげた後、湯崎知事や平田議長が戦死者に対する哀悼の言葉を述べる。参列者全員で献花もする。

 ひろしまの塔は1968年に建立され、県出身者3万4635人が祭られている。追悼式は、平和への誓いを新たにする目的で県が72年から毎年主催している。戦後の節目の5年ごとに知事や議長が参列している。

(2015年11月10日朝刊掲載)

年別アーカイブ