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韓国と島根県 今も懸け橋 元交流員 里帰りし報告

 かつて島根県国際交流員として活動した韓国・ソウル在住の李銀映(イ・ウニョン)さん(34)が11日、島根県庁を訪れ、韓国と島根県の懸け橋として交流活動を続けていることを報告した。

 李さんは現在、ソウルの日本大使館公報文化院で日本文化の情報発信を担当。昨年12月、韓国島根県人会を設立したことを小林淳一副知事に説明し「韓国でもゆるキャラが人気。県の観光キャラクターしまねっこもPRしたい」と話した。

 李さんは2006年4月~09年3月、県国際交流員として、松江市に住んだ。今回の訪問は、政府などの外国青年招致事業(JETプログラム)「里帰り事業」の一環。出雲大社(出雲市)や松江城(松江市)などの観光地を回り、その様子をフェイスブックなど会員制交流サイト(SNS)で発信する。(松島岳人)

(2015年11月12日朝刊掲載)

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