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原爆ドーム保存 福祉施設が寄付 広島市中区

 広島市中区の障害者施設「もみじ作業所」は16日、原爆ドーム(中区)の保存に役立ててもらおうと、利用者がドームをデザインしたTシャツの売上金から2万5千円を市に寄付した。

 利用者たち6人が原爆資料館(同)を訪れ、市平和推進課の横山元信課長に現金を手渡した。横山課長は「大切に役立てたい」と感謝した。市はドーム保存事業の基金に積み立て、耐震工事などの財源に充てる。

 もみじ作業所は、所内や原爆資料館で販売したTシャツの売上金を2005年度から市へ寄付しており、今回で計30万7千円となった。

(2015年11月17日朝刊掲載)

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