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中電への指導 規制委に要求 虚偽記録問題で溝口氏

 島根県の溝口善兵衛知事は17日、原子力規制委員会を訪れ、中国電力島根原発(松江市鹿島町)での低レベル放射性廃棄物の処理をめぐる虚偽記録問題で、中電への指導を徹底するよう求めた。

 溝口知事は、規制委事務局である原子力規制庁の清水康弘長官と面会。中電が取り組む再発防止対策の内容を確認し、指導・監督を徹底するとともに、その結果を地元に説明するよう求めた。清水長官から、次の保安検査で再発防止対策の状況を確認し、結果を公表するとの回答があったという。

 要望書では、再稼働に必要な審査を受けている島根原発2号機について、厳格な審査と適切な指導をすることも求めた。

(2015年11月18日朝刊掲載)

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