×

ニュース

「核禁止」求め署名6万人 山口県生協連など 広島市長に託す

 山口県生協連(山口市)など山口県内5団体の関係者が5日、広島市役所で松井一実市長と面会し、平和市長会議(会長・松井市長)に協力して集めた核兵器禁止条約の早期実現を求める署名6万2435人分を渡した。

 署名は7~10月の街頭活動や、5団体が平和市長会議に加盟する山口県内の市町長たちを招いて7月に山口市で開いた「やまぐちピースフォーラム」などで集めた。

 この日は県生協連の有吉政博会長、県被団協の竹田国康会長たちが署名を持参。有吉会長が「広島と長崎からの発信を後押ししたい」と話すと、松井市長は「平和への思いを共有、確認するのが署名。これからも支援を」と感謝した。

 平和市長会議は署名簿を来春、オーストリア・ウィーンである核拡散防止条約(NPT)再検討会議の準備委員会に持ち込み、議長に渡す予定だ。(金崎由美)

(2011年12月5日朝刊掲載)

年別アーカイブ