×

ニュース

メガソーラー 立地協定 竹原市・県・IT企業が調印

 竹原市の広島県営竹原工業・流通団地に大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を計画するIT企業の「ビットアイル」(東京)と県、竹原市は5日、県庁で立地協定に調印した。

 調印式には同社の寺田航平社長と湯崎英彦知事、竹原市の小坂政司市長が出席し、協定書を交わした。調印式後、寺田社長は「広島の日照率が高いことや知事の熱意もあり進出を決めた」と説明。小坂市長は「県と連携して早期稼働に向け支援したい」と述べた。

 同社は来年7月の再生エネルギー特別措置法施行に合わせ、中国電力への売電向けのメガソーラーを建設する。

 同社は同団地(13.8ヘクタール)の2.4ヘクタールを賃借し、出力1.5メガワットの発電施設の建設に来年4月着手。9月に操業開始を予定する。最終的には7.2ヘクタールに敷地を拡大し、4.3メガワットまでの増強を目指す。初期投資額は約5億円。(門戸隆彦)

(2011年12月6日朝刊掲載)

年別アーカイブ