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原爆ホームを松井市長訪問

 広島市の松井一実市長は7日、東区の原爆養護ホーム神田山やすらぎ園(土井精二園長)を訪問し、入園する被爆者100人を見舞った。

 松井市長は居室を回り、「元気にお正月を迎えてください」などと声を掛けた。入園者代表の杉野妙子さん(70)には「風邪などひきませんように」と花束を贈った。杉野さんは「ありがたい。年が越せます」と喜んでいた。

 松井市長は28日までに、市内の三つの原爆養護ホームと広島赤十字・原爆病院(中区)を訪問する。

 広島市長は毎年、「原爆の日」を控えた7月と年の瀬の12月に原爆養護ホームなどを訪問している。

(2011年12月8日朝刊掲載)

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